みなさん、こんにちは。
秋の空になりましたねぇ~。
日が沈むのも早くなり、朝晩涼しくなりました。季節の変わり目は風邪をひきやすいので体調管理には注意しましょうね。特に今年は、コロナがあるので病院行くのもピリピリしますよね。手洗い・うがい、忘れずに!!
さて、今回は
昨日行われた『令和2年度高知県優良建設工事施工者表彰』にて優良賞を頂いた 「道交地防安(改築)第8102-019-11号 県道小味野々川口線防災・安全交付金工事」をお伝えしようと思います。
工事内容は、吹付法枠工L=555m・モルタル吹付工A=265m2・アンカー工N=33本でした。
今回このブログでは、1.地形が急峻で起伏が激しく、また表層が緩み不安定な地盤であったこと。2.工事の仮設足場が県道に接するため道路の幅員が減少し、通行が困難になってしまうこと。3.起伏の激しい地形の為アンカー受圧板の背面処理の構造物の断面が大きくなること。以上3点の課題に絞って書きたいと思います。
ここからは写真と共にご紹介します。
通常のロープ高所作業にかわり高所作業車を利用することによって、作業効率の向上と墜落転落のリスクを軽減しました。ロープが擦れる心配もないし、上下左右自由に移動できるので作業員もにっこにこ(^^)何よりも大事なことですよね。安全で笑顔、父ちゃんの無事が家族の笑顔。
なんでそこにH鋼残してるんだ?って??それは、
ここに洞門式架台を作り、これを足場にするためなんです。こうすることにより、県道の幅員を維持することができ、一般交通への影響を最小限にすることができました。定期バスもこれでスルーっと。
もうひとつ、通行規制の影響を低減するために設けたのがインクライン。機資材の搬入搬出のためにクレーンを現道に据えると時間規制が必要となるので、それを避けるためにコレ。クレーン機能を備えており、トラックが来て荷物を受取るとトラックは走り去り、規制はその間のわずかな時間のみ。上載重量3tなので、ボーリングマシンもこれでスイスイ。
ぺらぺらと書いたのちにお断りをひとつ。写真サイズが小さすぎることに関して。データが元々このサイズのものでして。引き延ばすとモザイクみたいになるのでこのままで掲載します。スンマセン。。
最後に不陸調整工。
急こう配で凹凸の激しい地形で構造物が大きく張り出し重心が偏ってしまうため、基礎構造物(赤い線の下)を施工し、構造物の安定を保ちました。
もちろん受圧板がこんなに出っ張ってるんで、作業員の安全、作業スペース・資材置き場を兼ねて作業構台を各段に設けましたよ。なんてったって、父ちゃんの笑顔の為にね。
以上、優良賞の振り返りでした。最後の方かなり雑になりました、すみません。
地元住民の皆様、協力会社の皆様、みなさんのご協力のおかげで今回このような賞を頂くことができました。本当にありがとうございました。引き続き、横の絶賛施工中の現場でももうしばらくお付き合いください。
最後になりましたが、完成写真がこちら。
写真ではなかなか迫力が伝わらないのがホント残念。
最後に、絶賛施工中のこの現場ももうすぐ終わります。